自家製煤の墨

今年の書初め。

「創意工夫」と夫「竹」

 

今回の墨は、ひと味違います。

それは自家製の煤を使ったこと。

 

方法。

鍋のまわりにびっしり付いた煤。

うちの鍋は、煤だらけ。

それをこそげとる。

定期的に取らないと床に落ちて足が真黒になってしまう。

細かいものだけをふるって煤の準備OK!

材料は、煤とゼラチン。

ゼラチンはスーパーで売っている粉ゼラチン。

膠を使うみたいですが無かったので。

ゼラチンに水を入れて溶かす。

溶けたら煤を投入。

昨年の実験では、このまま使用して粉っぽい墨になってしまった。

いい感じにならなかったので今回は良く混ぜることに。

結構混ぜていたら煤がゼラチン水に溶けてきた。

使う分だけ残して、それに水を加える。

 

竹の器に移して、いざ書初め!

いい発色でしかも墨汁っぽい!

成功ですね!

だがしかし、冷めてくるとゼリー状になってしまう。

 

ということで鍋に戻して温めながらの書初め。

温めるとすぐにサラサラの状態に戻った。

湯気が出ている墨で習字をするなんて。

そんな状態は、初めてで面白かった。

なかなかありな自家製煤の墨。

来年もやろうかな。

「竹」

書初め。

今年は、「竹」。

 

ほど暮らしに大活躍の竹。

 

なんでも使える優れもの。

今年もいろいろ試してみよう!

 

早速、元日から伐採。

 

枯れた竹は、燃料に!

そして青々した竹は、植木鉢に!

直径十数センチのものは、いい具合に使えそう。

最近のマイブーム。

今年もよろしく!竹林!

 

「創意工夫」

2018年の書初め。

『創意工夫(そういくふう)』

考えをめぐらせて、新しい方法や手段を見つけ出す。という意味。

 

今年は頭を使って、手を動かす!が目標。

ぼんやり理想ばかり追いかけていると、あっという間に1年過ぎちゃうんでね(^^;

計画を立てたら即実行!無い頭を頑張って働かせたいと思います(笑)