火棚補強

危うく火棚が落ちてくるところでした。

吊るしている紐に火の粉が飛んで煙が。

煙を消そうとして触ったら紐が切れました。

なので火棚の紐を補強。

どこかが切れても火棚が落ちてこないように。

新しい紐の状態だと火の粉が飛んだだけでは燃えない。

紐が煤まみれだったのが原因のようです。

自在鉤2号

郷土資料館・・・

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ではなく自宅。

 

自在鉤2号の出番が来ました!

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・鉤棒・・・近所の木を伐採。

・横木・・・杵を再利用。

・支柱・・・竹林から伐採して火棚でほどよく燻す。

・縄・・・一部に自作棕櫚縄 ※自作のみだと不安なので市販の棕櫚縄も使用。

 

横木は使えなくなった杵を削って魚風に!

木が堅いし。このくらいで満足。

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今はまだ白いですがすぐ真っ黒になります。

自在鉤1号は漆黒。

 

鉤棒と支柱が長くなったので稼働する長さが約倍に!!

さらに使いやすくなった!

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一段と味噌鍋がおいしくなりそうだ!

試しに棕櫚縄を綯う

先日、薪用にもらった木の中に「棕櫚」?が含まれていた!

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乾燥のために切っておこうとしたら、外側の繊維が邪魔で鋸で切りにくい・・・

外して切ろう!

 

外した繊維。

焚きつけ以外の何かに使えないだろうか?

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棕櫚縄、作れるんじゃね!

 

ちょうど、もともとあった空き家清掃時に出てきた棕櫚縄がなくなりそうだし。

自在鉤2号に縄必要。

 

しかし、正しい綯い方わからない!

 

ネットで調べた藁縄の綯い方を参考につくってみた。

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とりあえず、見た目は縄。

強度もありそう、引っ張っても切れない。

太い縄にすれば実用にも耐えそうだ。

 

「綯う」(なう)。

 

良い言葉!

今まで使ったことがない言葉。

これからの「ほど暮らし」ではよく使いそうだ。

「自在鉤」がさらに使いやすく

11月8日から「立冬」に入りだんだんと寒くなってきた。

 

暖も取れて調理も行える便利道具「七輪」。

そいつをサポートする強い味方「自在鉤」。

毎日愛用して最近は室内でも使用。

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燻されていい感じの黒色になってきた!

 

自在鉤の使い始めは室外.

吊るすところ必要だったので作った三脚。

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そのまま室内に持ってきて使用していたが・・・

三脚が邪魔になってきた!

 

そこで吊るす場所を変更!

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三脚を使わなくてすむので「七輪」周りがスッキリ。

 

どのように変更したかというと。

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丁度真上。剥がして天井が空いていた!

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天井板に廃材を渡してそこに縄をかける。

一本だと不安だったので複数本で強化!

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その縄をちょうど良さそうな剪定枝に結ぶ。

 

あとはそこに「自在鉤」をかけるだけ。

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「自在鉤」がさらに使いやすく!

自在鉤1号

自在鉤を作ってみた!

いやーーー超便利!!

炎の位置は簡単に変えられないので鍋の位置を変えられるのはすごい!

自在鉤を考えだし改良してきた昔の人はすばらしい!感謝しなくては。

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材料は・・・

近くに落ちていた竹。

近くに落ちていた木。

家の横に置かれていた木材。

家の中にあった棕櫚縄。

 

まわりにあるもので作るのってよいですね。

あと使えなくなったら燃やして灰にして使えるのでゴミにもならず!

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早速、味噌鍋にしてみた。

ちなみに鉄なべも地域の空き家清掃で貰ってきたもの。

長く使えそうだ!

 

それにしても自在鉤はすごい!

摩擦で鍋を引っ掛ける棒を止めている。

昔の道具は、実際使ってみると機能的なことや構造が良くわかる。

 

自在鉤も火吹き竹と同様に壊れては作ってを繰り返して一生使っていきたい道具になりました。

 

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味噌鍋食べてたらちょうど友人が来たのでせっかくなのでみんなで食す!

秋になり日が暮れたあとは冷え込みますが、鍋と炎とみんなで食べるので心も体もほっこりと。