時代衣裳の本をリクエスト

最近、どんな着物が普段、着やすいか研究中。

一般的な長着は、いまいちだし。

甚平と作務衣は、縫う時に問題ありだし。

そこで役立つのが図書館!

和裁の本や昔の着物の本などを借りて調べています。

そして参考になりそうな本を発見。

時代衣裳の縫い方。

主に貴族系の服だけど。

小袖の寸法なども記載されていたので参考になりそう。

あれ。

この本どこかで見たことがあるような気がする。

そういえば最初に袴を縫ったときに参考にした本だ。

どの本を参考にしたか完全に忘れていたのでスッキリ。

ナカダの袴は、大口袴がベース。

そこから改良を重ねて今に至る。

ナカダの着物生活に必須の本でした。

そして今回この本はリクエストで借りました。

ここの図書館に置いてなかったので取り寄せてもらいました。

県立図書館のバーコードが貼ってありました。

ネットでリクエストできるので便利。

半着と袴と鯨尺

庭が獣害でひどいことになっている。

なので涼しくなって対策を行うまでは庭作業は中止。

水遣りをしても食べられるので水遣りをせず。

鉢を元にもどしてもすぐに倒されるのでそのまま放置。

半分以上の植物は、さようならだな。

 

そんな時は、家の中で裁縫!

新しい半着と袴を縫うかー。

 

今回は無地の巻袖の半着。

裾と袖先と衿をえんじ色にしてみた。

半着も四号になると慣れてきたなー。

 

そして、袴。

上下セットに挑戦。

 

袴は、七号になるので形も落ち着いてきた。

こちらも裾と帯をえんじ色に。

 

完成したので着てみた。

なんか技を使えそうな気がする着物に。

夏は暑そうだけど秋冬は良さそう。

 

そして、今回の大きな挑戦。

鯨尺を使って着物を縫う。

2尺と1尺の鯨尺定規を使用。

ちなみにこれは空き家の掃除で出てきたやつ。

100%捨てられる運命だったやつを救出。

 

メートル法のめもりとは違う定規。

上がメートル法。下二つが鯨尺。

 

excelを使って寸法をさくっと変換して作業。

仕事でexcelを使用していると、こんなところで使える。

パソコンは便利だなー。

 

鯨尺の寸法のほうがしっくりする気がするような。

何回か使ってみてどうなるか。

半着三号と袴六号

最近、衣縫いブーム。

昨日は雨でしかもネットの仕事もなかったので半着三号と袴六号を縫う。

 

午前中は、半着三号。

先日、半着を縫って、もう一着縫いたくなった。

前回は、新しい生地を作りましたが今回はある布で。

 

古い着物をばらして作り直すという方法にしようと思いましたが。

もらう古い着物は、ほぼ絹。普段着にしたらすぐボロボロになってしまうし洗濯したら縮むのであまり使えないことが判明!もちろん化繊は嫌なので対象外。

なので使えそうなのは、綿もしくはウール。

 

なんか布ないかなーと。

そういえば、肩がボロボロになった浴衣があった。

 

浴衣をいったんばらして半着を縫うことに。

足りないところは端切れの布で。

 

いつも通りに、ミシンでガーと。

黒いほうが元の浴衣。

衿は前回の半着で余った布。

半着三号、完成!

これでこの夏は、半着のローテーションができそう。

 

そして、無性に袴も作りたくなった。

 

でも布がない。

 

午後から外に出る用があったので、少し遠出をして布を調達することに。

頑丈なのが欲しいと思ったので、11号帆布で袴を縫ってみました。

 

そして夜に袴六号を縫う。

形は前回の袴五号とほぼ同じ。

いやー頑丈そう。

野良使いをしても長くもちそう。

 

11号帆布ありだな。

 

昨日は、衣縫いの一日でした。

「衣」の年

2017年の書初め。

「衣」。

生活に必要な衣。

 

今年は、あまり新しく縫わなかったけど。

とりあえず下から上まで一通り作ることが出来た。

・藁草履

・足袋

・袴

・巻袖の半着

服を縫うなら袴&半着ですね!

まっすぐ縫うだけなので簡単!

 

そして今年は、衣をひとつも買わずに済んだ。

 

靴下をやめて足袋へ。

Tシャツ類は、ほぼ着なくなりました。

 

自分で縫う、繕うことの出来るものを着て生活。

服の大事さもわかるし、愛着もわきますな。

 

来年も続く着物生活。

5号袴

突然、袴を縫いたくなった!

 

今年の書初め「衣」

まだ足袋と藁草履ぐらいしか作っていないなと思いつつ。

足先の次は、下半身だな。

 

屋根裏コレクション。

空き家清掃などで貰った着物類。

なんかいい生地ないかな。

 

物色していたら反物発見!

良さげな柄。

波模様?泡?

よくわかりませんが気にいった!

 

早速、袴を縫う。

昨年の4号袴に続き、5号袴。

今までの袴の弱点を考慮しつつ。

4号袴を基本にミシンでガガガ。

襞を少し変えて縫ってみた。

なかなかよい仕上がり。

 

着たらこんな感じ。

袴は、やっぱり良い!

フォルムがいいし。

洋服のフォルムは個人的に微妙なので・・・

 

それに四角い生地しか使わないので。

直線縫いオンリー。

縫いやすい!

 

生地にゴミがでない。

今回も反物から約5m使用して半端無し!

残りの反物でもう一着作れそう。

 

袴に新しい仲間が加わった!

脚絆

脚絆(きゃはん)を作ってみた。

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端切れのデニムや手拭いなどを組み合わせて縫った。

ジーンズはあまり好きではないけど、デニム生地はやっぱり分厚くて使えそう。

そして、民具を調べるならこれ!

竹製洗濯バサミを作るのにも参考にした図書館で借りた「民具の事典」。

文章だけではなく絵が載っているのでわかりやすい。

裾がヒラヒラしている2号袴と4号袴

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脚絆を付ければ裾を気にせず外での作業が可能に!

藪の中は危険ですから。

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動きやすくなった!

脛が温かくなったので冬の防寒にも使えそうだ。

とりあえず使ってみて改良していこう!

4号袴

袴を縫った。

 

まずは生地を探す。

屋根裏にしまっていた貰った着物を物色。

いいのがあった!

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紺色に赤い縦線。

いい柄。

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でも、虫食いがたくさん!

穴だらけ。

おそらくウール生地。

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とりあえず分解。

いつも感心!四角い生地に戻った。

反物に戻れる着物すばらしい。

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虫食いが少ないところを選んで使用。

 

今回は、3号のような裁付袴ではなく裾が開いてる2号袴を参考に。

ミシンでガーとして完成!

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はいたらこんな感じ。

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裾が若干長いが洗ったら縮むので丁度よいかな。

いいのができた!

 

ついでに。

 

そういえば最近、2号袴の裾が短くなってきたな。

ウール生地なのでどんどん縮んできた。

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4号袴を縫った余りの生地があるので継ぎ足し。

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ほどよい長さになった!

 

4号袴ができたの普段着に2号袴と交互に着れる。

晴れたので洗濯

晴れたので洗濯。

木と木に紐を結んで、そこへ干す。

 

東京の家では、場所がないのでこんなに豪快に干せなかった!

移住して良かった!

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こう見ると長着は、やっぱり大きいな~

袴が子供服に見えるのは、気のせいか。